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初の Fazioli ピアノコンクールを発表 斬新な独自のオンライン方式

October 25, 2017

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PRESS RELEASE・プレスリリース 2017年10月16日発表
ファツィオリジャパン株式会社 初のFazioliピアノコンクールを発表
斬新な独自のオンライン方式で

ファツィオリジャパン株式会社(港区、代表取締役アレック・ワイル)は2017年8月13日に創立10周年目を迎えた。これを記念し、10月16日にジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使とFazioliブランド創始者、パオロ・ファツィオリの出席のもとに都内で記者発表イベントを開催し、2018年10月までの10周年記念事業の概要を発表した。

その中核になるのが、独自に考案された、これまでにない斬新なオンライン方式のFazioiピアノコンクールである。
このコンクールの開催期間は2018年4月27日から10月7日までで、出場者、審査員の登録、演奏の視聴、投票などのコンクールの一連の課程がオンラインで行われる。また、出場者、審査員に関する資格の制限も極めて少く、日本のピアノ愛好家の広範な参加を容易にしている。

「弊社が総代理店として出発した10年前は、ファツィオリというブランドは日本ではほぼ無名に近い存在でした。2010年以来世界の主要コンクールの公式ピアノに次々採用されたことと相まって、日本でもFazioliの認知度は着実なものとなりました。注目され、愛されるピアノの位置が築けたことは一重に日本のピアノ愛好家の皆様のお蔭です。皆様に心より感謝を申し上げたく、コンクールの参加料は無料にしました。このコンクールを日本のピアノを愛する人々に捧げます。」とアレック・ワイルは述べている。

固定の審査員を置かず、18歳以上で日本語登録ができる希望者は、居住地に拘わらず審査員登録ができる。但しコンクール運営に専門的な観点を反映させるため「アドバイザー」を設置する。現在までにアーリンク明美、海老彰子、ヴァディム・ホロデンコ、フレッド・ファインベルグの各氏が決定している。

「出場者だけではなく、審査員の方にも参加を通じて聴き方、評価の仕方などが勉強できる場所になると思います。また、課題曲を設けていないので、多様な音楽に触れる機会にもなることを期待しております。このコンクールを多くの方が音楽を楽しむフェスティバルにできれば嬉しいです。」とアレック・ワイルは述べている。

コンクール専用のウエブサイトhttp://fazioli.co.jp/competition/ は2017年11月10日よりアクセスが可能となり、出場者および審査員の登録を受付ける。参加要項はファツィオリジャパン株式会社HPで閲覧可能


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ファツィオリ・ピアノフォルティ社
(本社イタリア、ポルデノーネ州、サチーレ市。パオロ・ファツィオリ社長):
「世界一のピアノを造る」という夢を持ったパオロ・ファツィオリ氏によって1981年に創立された。現在年間約140台のグランドピアノを手造りで造り続けている。創設者のピアニストでありエンジニアでもあるパオロ・ファツィオリ氏は今なお、たゆまぬ技術革新を続けている。ファツィオリピアノは故アルド・チッコリーニをはじめ、アンジェラ・ヒューイット、ダニイル・トリフォノフやハービー・ハンコックなどクラシックやジャズなどジャンルを問わず創立ごの早い時期から世界的ピアニストに広く愛されてきた。

ファツィオリジャパン株式会社(本社港区、代表取締役 アレック・ワイル)
ピアノフォルティ株式会社の社名で、伊ファツィオリピアノ日本総代理店として全モデルを展示するショールームを日本で初めて2008年にオープン。2010年以降、日本チームが主要国際コンクールの参加における技術・アーティストリレーションをパオロ・ファツィオリより委託されてきた。また、世界的なベンチ専門メーカ、ヒドラウ・モデル社(スペイン)の「片手で簡単に調整できる、手首にやさしい」画期的なガス圧技術のピアノ・ベンチの日本総代理店も務める。
創立10周年を機に、2017年8月13日にピアノフォルティ株式会社からファツィオリジャパン株式会社に商号変更を行った。

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