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ダニール・トリフォノフ、怪我の後でWigmoreホール演奏 ロンドンリポート

ダニール・トリフォノフのファンが最近大変なニュースを聞きつけ、つまり彼が手首を怪我したこと、大丈夫?ピアノで手を酷使?という質問を続々頂いております。英国のファツィオリ総代理店の社長Terry Lewisは友達ですので、写真と真相などの情報が入ってきました。

原因はピアノではなく、ロンドンに行く前のケルンでの撮影中に転びました。その時は問題ないと思ってましたが、ロンドンに着いて痛みが出てきたので、病院に行きました。

Leaving the A &E department on 13.02.16 after his fall.jpg

当日のプログラムは2台ピアノのコンサート。彼の師、セルゲイ・ババヤンとのDuoです。キャンセルすべきだったでしょう・・・でも彼は弾きました。そして、大成功でした!

14.02.16 2 Fazioli for the first time at Wigmore Hall Trifonov 2782160 and Babayan 2782238.jpg

コンサート後に、祝福に訪れた観客はダニールの包帯に巻かれた手を見て大変驚きました。


Erica Worth(Pianist誌の編集長)のコメント:"Two astounding musicians, Rachmaninov Suites to die for, Two Faziolis that sounded amazing - and tuned to perfection. A real rare event. In the third movement of the first suite, I was in tears."
二人の驚異的な音楽家によるラフマニノフスイートこの上なく素晴らしかった。2台の完璧に調整されたFazoli の音は素晴らしかった。このようなコンサートは本当に稀な事最初のスイート第3楽章では感涙した

ダニールは2週間ほど休憩を命じられ。予定されているバルセロナのコンサートでは、ファツィオリの友達バディム・ホロデンコが代わりに演奏することになります。

ピアニスト様達、沢山の練習は大丈夫ですが、階段などピアノから離れたところでも、手にはお気を付け下さい!

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