ファツィオリ日記

Beethoven32.com 生誕250年-- ボリス・ギルトベルグとの偶然の出会い

先日、イタリアのサチーレにあるファツィオリ本社に出張した際に「Beethoven32.com」というプロジェクトの録画のために来社中のボリス・ギルトベルグ(Boris Giltburg)にバッタリ出会いました!

2020年は、ベートーヴェン生誕250年の記念すべき年ですが、各地で記念コンサートなど様々な催しが計画されています。ボリスの「Beethoven32.com」は、その中でも非常にユニークな試みで、ベートーヴェンのピアノソナタ全32曲を2020年中1~2曲ずつ録画し、順次ウェブ上で公開するというもの。 「Beethoven32.com」の演奏は、すべてファツィオリホールで録画するそうです。

ボリスは、このプロジェクトのためにソナタを一曲ずつ勉強しなければなりません。実は、彼はこれまで32曲のうち9曲しか弾いたことがないそうですので、この一年、彼はベートヴェンのソナタに非常に集中して取り組まなければならないでしょう。

このアドベンチャーは、Apple MusicYouTubeでもご覧になれます。最初のビデオは1月17日にリリースされ、その後、1〜2週間おきに新しい曲が公開される予定です。

そして、ボリスは、日本のファツィオリファンのために特別に演奏してくれました。私が携帯で録画した演奏をぜひお聴きください。

2020年は、ボリスと一緒にベートーヴェンを勉強しましょう!


なお、本日(1月17日)ボリスが最初のビデオをリリースしましたので、専門家による録画も・・・ぜひご覧ください!

アンジェラ・ヒューイット、「バッハ・メダル」受賞、その他ニュース

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いつもアクティヴなアンジェラ・ヒューイット。彼女の周りでは常に何か新しいことが起きているようですが、最近のニュースをお知らせします。 

1)2020年5月25日(月)・27日(水)バッハオデッセイ11&12
4年間12回コンサートシリーズでのバッハ完奏の旅は、いよいよフィナーレへ!詳細はこちらをクリックして下さい。

2)新しい パルティータ全曲CDリリースファツィオリでの再録音
オデッセイシリーズの第3回目に紀尾井ホールで多くの聴衆を魅了した「6つのパルティータ」。ファツオリで再録音されたCDが日本でも今秋リリースされました。

3)ライプツィヒ市バッハ勲章を受賞
数多くの「女性として初」を成し遂げて来たアンジェラ。ライプツィヒのバッハメダルが初めて女性に授与されます。
世界をリードするピアニストの一人であるアンジェラ・ヒューイットのコンサートとバッハの音楽の録音は高く評価されており、現代の最も傑出したバッハ通訳者の一人とされています。
バッハ・アーカイブ総長トン・コープマン教授を含む審査委員会は、授勲の理由を次のように述べています。「...カナダのグレン・グールド以来、アンジェラ・ヒューイットほどに、コンサートピアノという現代の楽器を用いて、バッハの解釈を生涯の研究の中心に置いたアーティストは居ませんでした...」

2020年のバッハ勲章は、バッハ・フェスティヴァル期間中の6月20日にライプツィヒ市長ブルクハルト・ユングから授与されます。受賞コンサートとしてアンジェラは「ゴルトベルク変奏曲」を演奏します。(チケット情報は英語で)

アンジェラは受賞の喜びを以下のように述べています。

「ライプツィヒ市のバッハ勲章を授与されたことを非常に光栄に思います..........
ヨハン・セバスチャン・バッハと同義である都市からこのような賞を受賞し、過去の著名な受賞者のリストに加えられる日が来るとは、想像したこともありませんでした........私の生涯で、バッハほど多くの時間を一緒に過ごした人は他にいないと思います。彼と過ごした一分一分に意味ががありました!バッハを地球の隅々に連れて行き、彼の音楽で、様々なバックグラウンドの人々に慰めと喜びをもたらすことができたことをとても幸せに思います。
この賞をバッハとライプツィヒの両方を愛していた音楽家の両親、特に私の幼少時から「生きた」バッハに導いててくれたオルガン奏者の父に捧げたいと思います。」

このニュースの英文はこちらをご覧ください。

フェニーチェ堺の初コンチェルト、反田恭平とワルシャワ・フィル

10月にオープンした「フェニーチェ堺」は,2,000席の大ホールを備えた非常に立派なホールです。5月に同ホールへFazioliの最大コンサートグランドF308を納品して以来、我々は演奏会を大変楽しみにしてきました。11月3日に行われた反田恭平氏とワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団のピアノコンチェルトは、F308の聴き初めにこれほど素晴らしいコンサートはあろうかと言えるものでした。バックステージリポートをお届けします。

ファツィオリの創立者パオロ・ファツィオリも、ぜひ聴きたいと思い、前日に来日しました。
関空到着後ホテルにチェックインして、すぐホールに行き、パオロはリハーサル中の反田さんと初顔合わせ、ピアノもチェック。
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そして、練習終了後の反田さんと、居酒屋で遅い夕食をしながらジュースで乾杯・歓談。
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翌日は、14:00からの本番前に、パオロのプレスインタビュー、コンサートのゲネプロと過密スケジュール。
最初のプレスの質問はいきなり、「ファツィオリピアノの音の減衰はスタインウェイとどう違うのか」という非常に専門的なもの。「音の伸び」はパオロが最も大事にしている事の一つなので、水を得た魚のように説明が続きました。しばらく記者さん達と談笑した後、リハーサルが始まり、皆で大ホールの反田さんのリハーサルを聴きに行きました。 
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ぜひフェニーチェ堺の美しく、音響の素晴らしいホールでファツィオリF308のパワーと深みを生で聴いて下さい!
このコンサートは早くから完売したため、残念な思いをされた方も多かったようです。反田恭平氏はシルベスターコンサートにも登場される予定です。それまで待てないと言う人のために、ホールのスタッフメンバーのミニ携帯ビデオでテーストをどうぞ。

中札内村 北海道初のファツィオリ・コンサートホール!

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2020年初頭に中札内村文化創造センターのハーモニーホール舞台に最新のファツィオリF278が登場します。
北海道で最初のファツィオリコンサートホールの誕生です!

当ホールは木材をふんだんに利用した、素晴らしい音響を持つ、クラシックな雰囲気のホールです。席数は487名ですので、ピアノリサイタルや室内楽など多くのジャンルのコンサートに最適です。CDの録音もお薦めです。

納入されるファツィオリF278はファツィオリが最新の特許を所有する、三層響板とアクションを備えたもので、現在特別製作中です。・・・北海道のピアノ愛好家のインプットも相まって購入が決定されたことに感謝致します。

十勝平野の南西部に位置する中札内村は、「日本で最も美しい村」連合の加盟村です。住民、民間企業、村が一体となって育んできた「アート」や「花のまちづくり」の文化が街並みを彩っています。中札内美術村と中札内村文化創造センターの広い画廊スペースで、素晴らしい視覚芸術も楽しめます。新しいファツィオリを利用して、さらに充実した音楽活動も展開されることでしょう。

帯広空港より車で10分、羽田空港からもドア・ツー・ドアで2時間以下とアクセスも容易です。
美しい環境の中で芸術に浸る時間をぜひお楽しみ下さい。

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