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アシュケナージ ピアノ・デュオ -- バックステージ

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5月12日にピアノのレジェンド、ウラディーミル・アシュケナージと息子ヴォフカが北上市のさくらホールで2台ピアノのコンサートを弾きました。上の写真は本番中。

ファツィオリデュオコンサートの準備の舞台裏を明かします。

さくらホールはファツィオリピアノを一台所有しています。このピアノは約13年前にアルド・チッコリーニが選定しました。チッコリーニはファツィオリピアノを選定するときは、必ずピアノに名前を付けました。さくらホールの「チッコリーニファツィオリ」は「ミケランジェロ」です。

デュオのためのもう一台は、弊社から運びました。このピアノは2010年のショパンコンクールで使用されたピアノ。歴史的なピアノが2台並びました!

2台ピアノ調律 = 単に調律が2回になるだけと思いますか?イヤイヤ。2台を完璧に同じピッチに設定するのは、大変な作業です。

最初は、2台を電子ピッチに合わせ個々に調律します。

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その後、一台の屋根を外し、2台の調律を合わせます。舞台の照明、お客様入場等の影響で、調律は微妙に変化します。一台の場合はそのような変化は微妙なので、普通はあまり気になりません。2台の場合はこのような変化はピアノにより違うので、それも考慮に入れて、調律を合わせなければなりません。短い時間の集中力を要する作業。

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コンサートは素晴らしかったです!それだけではなく、ピアニスト達によると、ファツィオリの演奏はとても楽しかったそうです!

終了後、屋根を戻して、一台を梱包。さくらホールのピアノを「普通」の状態に戻しました。

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結局、デュオのための2台ピアノの調律は、3台の調律以上の作業時間が必要なことが良く分かりました!

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