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隈研吾によるヒノキ(桧)のファツィオリ -- 設計と製造の物語

2015年に、弊社に変わった問い合わせが舞い込みました。

著名な日本人の建築家、隈研吾氏がバンクーバーで 新しい建物 を設計しており、この建物のロビーのために特別なピアノを設計したいということでした。

Alberni_Model-561 SQ_0.png  160202_entrance.jpg
      建物のイメージ図です。完成予定は2021年ということです。

二つの課題が有りました。

一つは隈研吾氏の設計のアイディアをどう実際のピアノに具現するか。

二つ目は適切なヒノキ材の確保。やはり、ヒノキ(桧、檜)=日本。
日本を象徴する桧の最適な木材をイタリアで選定し、確保することは容易ではありません。

最初の課題の解決のために、弊社は隈研吾氏のデザイナーの方々にピアノの集中講義を行い、素敵な鍵盤蓋などのデザインが出来ました。

そして、清々しい香りに満ちた、気品の高い桧材をファツィオリの工場の為に日本で調達しました。

以下のスライドショー(無声)で当ピアノの製作をご覧になれます。
(
※スライドショーが自動的にスタートしない場合は、リンクをクリックして下さい。


完成したピアノの写真もご覧ください。


このピアノを見ると、「ファツィオリのデザイナーピアノの製造における唯一の制約は、デザイナーの想像力だけ」、ということが良くお分かり頂けるでしょう。

斬新なアイディアさえ有れば、万人の想像を超えるピアノも生まれる。

Paolo Kengo.jpg
パオロ・ファツィオリが、完成したばかり
の隈研吾デザインピアノを工場コンサートホールで試弾中。

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