広島日野自動車株式会社(広島市安芸区)主催、弊社協賛の「ひのっ子ピアノコンクール+(プラス)」の本選が11月26日に開催され、板舛李空さん(東京藝術大学在学)がF.ショパンのソナタ第2番を音色豊かに堂々と弾き、見事に第一位を受賞されました。
審査結果はこちら。
◆本選 結果
第1位 板舛 李空
第2位 光行 いちご
第3位 細川 萌絵
第4位 半田 珠璃
第5位 黒澤 優芽 / 渡辺 咲水
第6位 水上 奈保
総勢7名のファイナリストの皆さんは各々、工夫を凝らしたプログラムを素晴らしい技巧と音色で披露されました。
ファイナリストのプログラムはこちら:プログラム.pdf
8名のピアニストからなる審査チームを率いる仲道祐子審査委員長の講評では、「どなたもメリハリあるプログラムを用意されていたが、20分の制約の中で、曲の一部を取り出して弾いた場合に、曲として成り立って聴こえているか」、「考慮点の多い曲はまとめる能力が要求されるが、それができていたか」という審査ポイントを挙げられていました。
同コンクールは、今年で第4回目を迎え、回を重ねるごとに参加者のすそ野も大幅に広がり、レベルが非常に高くなっているという声が聞かれました。
同コンクールは、芸術活動やスポーツを軸に長年に亘り多彩なCSR活動を展開されてきた、広島日野自動車の創立75周年の記念事業の一環として、2020年に第1回が開催されました。「コロナ禍で大変な学生の一助に」という上野弘文会長の思いから、参加費無料で交通費や宿泊費の補助を行い、寛大な賞金と演奏プログラムの自由度の高さで注目を浴びています。