新型コロナウィルスによる外出自粛期間中に本を手に取り、改めて読書に目覚めた方もいらっしゃることでしょう。この機会に、ファツィオリの経営哲学に触れられる本を2冊ご紹介したいと思います。ファツィオリがお好きな方、イタリアブランドに興味がある方、企業経営に携るかた方にとって、または、読み物としても大変興味深い本です。
「メイド・イン・イタリーはなぜ強いのか?」(晶文社 安西洋之著)
弊社が取材協力をし、今年2月に発売されました。大企業中心の「メイド・イン・ジャパン」と中小企業が担う「メイド・イン・イタリー」の対比を含め、世界的に評価が高いイタリアブランドの事例から私たち日本のビジネスパーソンが学べる点がわかりやすく記されています。この中でファツィオリは、短期間にトップに駆け上がったピアノメーカーとして紹介されています。
本書の中で創業者パオロ・ファツィオリは、「量は追わない。良い音を追求するのが私の使命だ。」と、ファツィオリ社の核となる価値観を語っています。
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