5月にRoberto Prossedaのペダルピアノのことをリポートしましたが ( http://fazioli.co.jp/diary/2012/05/post-2.html) 、
最近彼の演奏のビデオが公開されました。アルカンのベネディクタスをぜひご覧下さい。
この写真は、日本の最新のF308の到着の模様です。
Fazioliのピアノは全て木箱で梱包し、航空便で輸入しています。金曜日にイタリアの工場から出荷され、翌週の火曜日には弊社に到着しますので、非常に良い状態を保てます。数日間ピアノには旅の疲れを癒してもらい、その後細かな調整が行われます。
この選定された一台は今年の秋にオープンするホールに納品されます。ホールの情報はそろそろ発表しますので、お楽しみに。
今世紀の終りには、ピアノはどのように進化しているでしょうか?モダンなデザインのFazioliピアノの様でしょうか。
リドリー・スコットが監督するエイリアンシリーズの最新映画『プロメテウス』にFazioliピアノが使われています。西暦2089年を背景としたSFですが、現代のFazioliの「M. Liminal」ピアノが未来感をかもし出しています。
以下の写真は映画からのシーンです:
2089年まで待てなくてもいいですよ。M. Liminalのご希望があれば、お問い合わせ下さい。
オルガンと同じようなペダルハープシコードはとても古いアイディアで、1400年代に最初の楽器が製作されました。例えば、バッハも練習のためにペダルハープシコードを使いました。オルガンの練習のためには蛇腹(ベローズ)を踏む人が必要でしたので、ペダルハープシコードはとても便利でした。
昔のペダルハープシコードを以下のビデオでご覧下さい。
ペダルボードの専門ピアニストRoberto Prosseda氏は最近パオロ・ファツィオリにペダルボード付きコンサートグランドピアノの製作を依頼しました。Fazioli工場で用意されたこの特別な一台を以下の写真でご覧下さい。
楽器としては非常に面白いですが、ピアノ運送屋さんには悪夢ですね!
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