ファツィオリ日記

チェンバロ+Fazioli

約3年前にチェンバロ職人島口孝仁氏が弊社の紹介でFazioli ピアノと同じ響板材,

イタリア・フィエンメ(Fiemme)渓谷の赤トウヒ(Abete Rosso)を購入されました。昨年末、同氏によるこの材料を使った最初のチェンバロが完成しました!5月16日に弊社ショールームでデモンストレーションコンサートが行われま した
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最初は永野光太郎さんによるファツィオリのF278の演奏から。
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の後、チェンバロ演奏に。チェンバロ演奏者は桒形亜樹子さんです。
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両方の手造り名器による、バロックから現代曲まの素敵な演奏に聴き惚れました

イタリア・フィエンメ(Fiemme)渓谷の赤トウヒ(Abete Rosso)はストバリバリウスにも使用されている材料ですが、やはり素晴らしい素材であることをさらに確信したコンサートでした。

次のショールームコンサートは6月12日の「ピアノとワインの試飲会」ですが、弊社のニュースをご覧下さい!

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ユジャ・ワン、Fazioliホールで

5月3日、若いスターピアニスト ユジャ・ワンがファツィオリ工場のホールでピアノリサイタルを弾きました。

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ダニイル・トリフォノフからメッセージ

次(6月)のショパン誌はピアノメーカー特集号です。パオロ・ファツィオリの寄稿や、秦はるひ先生及びダニイル・トリフォノフからのファツィオリに関するメッセージも掲載されています。発売前ではありますが、ダニイルの素敵なメッセージだけでも皆様にお知らせしたいと思います:

 「ファツィオリを弾き始めて何年も経ちますが、ステージでファツィオリと出会えることはいつも大きな喜びです。独特でクリアに謳う音色、さらにその精密なタッチ感が、ピュアな音楽を奏でるインスピレーションを与えてくれます。ショパンコンクールでは私の友であり続け、また6月の東京公演で弾けることを楽しみにしています。20130426_022317_3.jpg
 ファツィオリは比較的新しいピアノメーカーです。ピアニストとして創業者とピアノを語り、その発展と共にあり続けるのも楽しいことです。なぜなら、ファツィオリは4本ペダルを始め細部の構造や設計など、常に新しいアイディアを追求し続けているからです。ファツィオリは1台1台、その性格や音色、またその楽器の魂に異なった特徴を感じられるので、常に新しい発見があります。この発見は音楽を創る楽しみを、さらに刺激してくれます。」

ダニイルの東京公演で弊社のピアノを使用します。チケットが少なくなっておりますので、まだご予約のお済みでない方はお早めに問い合わせ下さい。


(この携帯写真は427日モスクワのチャイコフスキー大ホールで、ラフマニノフ3番コンチェルトの演奏直後のものです)




ピアノメーカー創立者の演奏、パオロ・ファツィオリ In Concert!

トロントのホテルで新しいFazioli のお披露目が行われました。パオロ・ファツィオリがフレームにサインした後、演奏もします。ビデオをぜひご覧下さい:

もちろんパオロの趣味はピアノですが、趣味という事だけではありません。やはりピアノ製作者自身が演奏出来れば、ピアノをピアニストの立場で理解する事が出来ます。 もしピアノ工場の責任者が演奏出来なければ、細かな品質的な問題を感じる事が出来ません。その様な場合、楽器の製作するコストが品質よりも優先される可能性が高いので、コストダウンの衝動に駆られます。だから、私たちはパオロの演奏活動を応援します!

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