December 2022 Archives

15年の片思い期間を経て、念願のF212が我が家へ

2007年10 月14日、僕はロンドン郊外のリハーサルルームでピアノスタジオを借りてアマチュアコンクールに向けて練習していました。 午前10時から1時間は、その年に200年以上の歴史を閉じたIbachのグランドで練習、そして11時からは、当時まだ30年の歴史もないFazioliのF212を借りた。

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僕にとっての最初のFazioliの一音、オクターブの低音を鳴らした時のゾクゾクとした気持ちは今も思い出します。決して広いスタジオではないのに、音がずっと向こうまで広がっていく感じ。もう一度鳴らし直すと、違う響き。ちょっとしたタッチが確実に音の違いになって表現される。曲を弾き進めながらも、ピアノが弾き方を指南してくれる感じがした。弾いていてこんなに楽しいピアノはない!1時間の練習はあっという間。弾きこなせないピアノではなく、とてもふところの深いピアノ、そんな感動を忘れることはありませんでした。 それから15年の片思い期間を経て、念願のF212が我が家へ。あの時の感動をそのまま、我が家で毎日経験できるようになりました。素晴らしいピアノを製造していただいていることを感謝しつつ、ピアノをますます楽しんでいます。

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